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先日に引き続き、餌のない山の様子をお見せします。

人工林の姿(林床)を見てください。

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人口林の姿(林頭)です。
伊豆の山の人工林は手入れを放置してしまった林がほとんどです。
林の木々はひしめき合いながら育つため
林内は光が射さず、シカなどの餌になる下層植物は何もありませんね。

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林脇の常緑樹シロダモの枝葉をシカが食べた様子が観察できます。
シロダモはシカが好まない植物なので
他に食べ物のある地域では殆ど食べられていませんが
極端に食べ物の無くなった地域では、シカも食べるようです。
シロダモはクスノキ科で木全体に精油を含み芳香があり
種子から採油し蝋燭の材料となるそうです。
シカにとってはあまり美味しい植物ではないようです。

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下層植物が無くなると「表土が流され」土砂災害が発生します。

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ここに残っている下層植物は「イズセンリョウ」といいます。
白い小さな花をつけ白系統の小粒な実をつけます。
蔓状の日陰を好む低木です。
この植物は全く食害を受けていません。
果実にはメサキノンと呼ぶ成分が含まれ、インドでは条虫駆除に用いられるそうです。
草食系の野生動物が食べない植物、それは動物にとって「毒」を意味します。

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このままシカの食害が進むと、山が毒のある植物だけになる可能性があります。
「自然の摂理」として片づけてよいのでしょうか。


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