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全国育樹祭伊豆の西天城高原で行われるとの報道がありました。
11年前に全国植樹祭が行われた同じ会場で開催されるようです。
その1999年の第50回全国植樹祭で
伊東方面から西伊豆に至る道路が天皇の行幸路としてあまりにお粗末であったため
急遽整備され、立派な静岡県道411号「県道西天城高原線」となりました。
「生きとし生けるものにやさしい道づくり西天城高原線」だそうです。
    起点 : 伊豆市湯ヶ島(静岡県道59号伊東西伊豆線交点)
    終点 : 伊豆市上船原(国道136号交点)

両陛下と参加者が植樹した木々は柵で囲み
静岡県の森林整備課が手入れしていますから、木々はすくすくと成長をしています。
しかし、その周辺はといえば
シカの食餌で樹皮剥ぎによる樹木の枯死、笹類の衰退と枯死が急速に広がり
西伊豆の尾根の達磨山から西天城は枯れ山と化しています。
このブログでも幾度となく紹介してきました。

西天城道路周辺の人工林伐採地がそのまま放置され
草も育たず無残な姿をさらしています。
伊豆の尾根はこの標高独特の植物で素晴らしい生態系と景観を形成し
国立公園にも指定され、山の働きを保つと同時に人の心を癒す場にもなっています。
その素晴らしい自然が大変なスピードで壊れようとしているのに
何の手立てもされず壊れるがままに放置されているのです。

そんな地域の状況下で
全国育樹祭が執り行われることをとても不思議に思うのですが・・・


その失われていく生態系、植物たちの姿をあらためてごらんください。

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西伊豆スカイライン脇の枯れたサラサドウダンツツジとリョウブです。
細かい枝が折れはじめました。
サラサドウダンツツジは5月の中旬から6月の上旬に色とりどりの花を咲かせ
秋には幾色もの紅葉を見せてくれます。
リョウブは8月にこの地域の山の木々で最後に花をつけます。
白い、少し黄色みがかった清楚な花です。

nishi4.jpg

nishi5.jpg

達磨山から西天城に分布するミヤマクマザサです。
伊豆地域には4種類ほどのクマザサの分布が見られますが
この西天城の尾根にはミヤマクマザサだけが分布しています。
ミヤマクマザサは何本かの枝があり
節が丸みがかっており脇芽が毎年芽吹きます。
  
本来シカの食害には強い種類の笹ですが
ご覧のように衰退の姿が見られるようになりました。
シカの食害によるものですね。
そのためこの地域ではシカの個体数調整の一環として
猟友会が一斉捕獲を実施しているわけです。
  


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