上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今日、達磨山にシカ捕獲の事前調査で生息状況を観察に行ったところ
ヒノキの人工林でおびただしい樹皮剥ぎ状態を発見しました。
犯人はシカです。
この時期に沢山の樹皮剥ぎが確認されることは珍しいことです。
正確な原因は分かりませんが
2月に入って二度の雪が降り、樹皮が柔らかくなって食べやすくなったからかもしれません。

また、多くのシカの足跡と糞が確認されました。
これはシカ生息密度が高いことを意味します。
12月から多数のシカの生息が確認されていたため
笹の食害が進むだろうと予想はしていましたが
この時期に、ヒノキの樹皮剥ぎがこのように沢山起きるとは予想しませんでした。
早速県林業技術研究センターの技師に報告し、調査を約束しました。
この地区での捕獲作業を早急に行う必要があります。

達磨山周辺では樹皮剥ぎ被害とともに笹食害も相当に進んでいます。
防護柵で囲っての保護が必要です。

写真をごらんください。
樹皮剥ぎされたヒノキです。
1枚の写真に2本の樹皮剥ぎされた木が見えますね。
このような状況は至る所で観察されます。
根元に残っている堅くて食べられない表皮、シカの足跡がわかると思います。

Img_2389.jpg

アップで見ると・・無数の歯痕が見られます。
シカも大変な苦労をして樹皮剥ぎをしている様子がうかがえます。

Img_2403.jpg

こちらは、枯死寸前の笹原です。
向こうには枯れ木が沢山です。

Img_2450.jpg

緑に見えるところは傾斜が強く、シカが食餌しにくいため健全を保っていますが
傾斜の緩い場所では食餌が進み緑を失っている様子がわかります。

Img_2457.jpg

シカの糞です。
シカは食餌しながら糞を排泄します。
糞が沢山あるということは
そこで沢山の植物が食べられたということです。

Img_2386.jpg

もっと、シカの生息数を減らすことは必要ですが
冬の時期に笹の多くある所にシカが集まるということは
山全体にシカの餌となる下層植物が少ないからです。
間伐等の面積を今の何倍かに増やし、シカの餌となる下層植物の量を増加させ
シカの生息を分散させる必要があります。
そうしなければ、達磨山の綺麗な花木も笹も枯れてしまいます。
これは達磨山に限ったことではありません。
伊豆の尾根全体で、この現象が急速に進んでいます。




スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://suzukichuuji.blog83.fc2.com/tb.php/102-f63fdae5
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。