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久しぶりの雨です。
最近のシカに関するニュースを集めてみました。
シカ個体数増加は全国的な問題のようです。

シカ被害みるみる深刻化 捕獲追いつかず
(日本海新聞 2009年9月24日)

 鳥取県内のシカ被害が深刻化している。県によると、2008年度の農作物被害額は報告分だけで1100万円と前年度の約5倍に達している。近年、個体数の増加に合わせて生息域も拡大の傾向にあり、捕獲や侵入防止策などに加え、新たな対策が求められている。
町の中心地に出没したシカ。町内では家屋への侵入を防ぐネットも張られる(今年2月、鳥取県智頭町内)
 県内のシカ被害は東部の山間地域を中心とするが、生息域は中・西部にも広がっている。食害は水稲や豆類、大根、造林した樹木の樹皮など多岐にわたり、森林生態系への悪影響も指摘される。
 10年前から対策を講じてきたという兵庫県。08年度のシカによる農林業被害額は3億8千万円に上る。同県立大学の横山真弓准教授は「年2万頭捕獲しても減らない状況。先手で対策をしないと大変なことになる」と警鐘を鳴らす。
 横山准教授の試算によると、出産と自然死を差し引いた増加率は年22%。100頭が20年後に5千頭に増える計算だ。
 鳥取県はシカ侵入を防ぐため、県開発の防止柵「シシ垣くん」や漁業用古網を利用した防止ネットの普及を促進。個体数を減らす対策では、捕獲の用具や活動費用補助、捕獲奨励金などを予算化し、捕獲数も08年度約600頭と前年度比1・5倍と効果を上げてきた。
 しかし、被害増加に捕獲が追いつかない現状がある。県は今月、鳥獣被害対策連絡会議にシカ対策部会を設置。今後の対応を協議した。
 部会では、減少と高齢化が進む狩猟免許所持者の養成や広域連携も視野に入れた一斉捕獲策のほか、シカ肉を地域資源として活用するための解体処理加工施設の設置など、地域での捕獲体制づくりが提案、検討された。
 捕獲策について、横山准教授は「すぐに効果は出ないが、長期的視点として大切な対策」と位置付けた上で、シカや森林の状態監視と状況に応じた管理を求め、「科学的根拠に基づいた野生動物の保護管理システムを、行政の中に組み入れることが必要」と提言していた。


シカ増加で環境悪化、フォーラムで淡路島などの実情説明…兵庫・丹波
葉食べ保水機能低下(2009年9月17日 読売新聞)

 野生動物の保全と管理などを研究している兵庫県森林動物研究センター(丹波市青垣町沢野)は、農産物や森林への獣害防止や環境保全について、「これからのシカとのつきあい方」をテーマに、フォーラムを開いた。研究員らが研究成果を報告し、参加した住民らと意見交換した。
 同センター内の一般公開に合わせて企画し、住民ら約30人が参加した。同センターの藤木大介研究員が「シカがもたらす山の異変」と題し、淡路島などの実情を説明。シカが山の低木の葉や草などを食べ荒らしていることが、山の保水機能の低下につながっている現状を解説。「シカの増加は農林業への被害だけでなく環境問題になっている」と訴えた。
 また、シカが増え続ける理由について、横山真弓・主任研究員は生態や解剖調査で、山の植生や胃の内容物から栄養価の高い植物を多く食べていると指摘。県内で年間約2万頭の捕獲実施の報告に加え、シカ肉の優れた栄養価や安全性を紹介し、活用を呼びかけた。
 参加者から「戦後、山に杉などを植林したが放置したまま。山を元の姿に戻して行くことが大切」「捕獲数を2倍にするなど思いきった対策を」などの意見が出された。林良博所長は「人と動物のあり方は、地域だけでなく世界的な問題」と話していた。


今年2回目のシカ夜間調査 牡鹿半島対策協
林に照明を当てて行った夜間の生息数調査(2009年9月26日河北新報)

 宮城県、石巻市、女川町でつくる牡鹿半島ニホンジカ対策協議会は25日、ニホンジカの有害捕獲(26日~10月20日)開始を前に、石巻市と女川町の牡鹿島で、夜間の生息数調査を実施した。
 調査は今年3月に次いで2回目で、担当者16人が参加。牡鹿半島を13地域に分けて幹線道路(延長184キロ)沿いから照明を当て、出合うシカの頭数を数えるライトセンサス法で調べた。
 担当者は、ゆっくりと走る車に乗って午後7時から約2時間かけて、照明を当てて光るシカの目をカウントした。
 協議会は、狩猟期(11月15日~来年2月28日)後の3月に次回調査を行う予定。頭数の増減などを分析し、半島全体の生息数を推定する。
 協議会によると、車両や牧草などの被害額は2008年度が約3400万円。3月の調査では1平方キロ当たり125頭と推定され、国の指針で自然への影響が少ないとされる3~5頭を上回った。



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