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新年明けましておめでとうございます
昨年は大災害の年でした。
今年は平穏の年でありますよう祈念いたします。
伊豆の山の自然はかつて経験したことのない危機が迫っています。
人が手を付けた山が放置され荒れ放題です。
夏に襲った台風で紀伊半島の山が史上初めてという規模で崩壊しました。大雨が降れば全国いたるところで起こるでしょう。
それだけ山が病んでいるのです。山が人に及ぼす危機が迫っています。
その危機を今ならまだ食い止めることができると思います。

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富士の雄姿

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枯れ山になろうとしている達磨山と向こうに富士

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枯れ木の山に化した達磨山東尾根に咲くマメザクラ

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いろんな色のマメザクラが満開・西天城  まだマメザクラが健康だ

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マメザクラの清楚な姿

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ここには白ドウダンが満開だ

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白に淡い緑が心を洗う

美しい自然を守ろう
富士でも牧草地などに多くのシカが集まり森林にもシカ被害が広がっているようです。
西伊豆から見る富士の景色ではその様子は分かりません。
でも富士山は日々時刻によってその姿が容々に変化します。
シカ被害で美しい富士の容姿が西伊豆からも変わって見えたらたいへんです。

この冬の容姿を見てください。
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12月4日
快晴の朝

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12月10日
裾の方まで雪化粧しました

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12月14日
笠雲が大きく広がりました

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12月16日
裾の方の新雪は日中の温かさで無くなりました

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12月17日
西の季節風で雪が飛ばされています

2011.12.03 保護柵設置2
リョウブやサラサドウダン、ミヤマクマザサなどシカに食べられ裸地化が進んでいる場所を<防獣網で囲い>シカ食害を防ぐことの出来る経過観察の様子です。

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柵の中のクマザサはシカに食べられることなくこのように健康に育っています。

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防護網の中の笹は全く食害を受けていないため健康ですが、網からはみ出した笹が一本だけ食べられていました。

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柵で囲まれていないところは笹の健康度が保たれていないことが分かると思います。樹皮剥ぎも見られます。これまで樹皮剥ぎされなかった山ツツジです。このようにして枯れ山化が進みます。

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残っている樹木の実生が育っています。
左からリョウブ、マメザクラ、サラサドウダンの実生苗です。

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真ん中の枯れ木に見える樹木から萌芽し育っているのがリョウブです。
このように人が手を加えればシカの食害から植物を守ることができるのです。
このほど実施した面積はほんの実験としか言えない面積ですが、広範囲にシカ食害によって絶滅しようとしている伊豆の尾根の希少植物を保護することが急がれています。自然との共生の原点です。

今日はかねてから依頼された安兵衛杉の場所を案内しました。
林道から現場まで一番近いところから山に入りましたが山の手入れがされてなく倒木を避けながら目的地に進みました。途中、シカが数頭の群れで休んでいた場所が2か所ばかり見つかりました。私たちの声で立ち去ったようです。
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これが、身の丈周囲4mの安兵衛杉です。
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正確な樹齢は分かりませんが2・300年は経つていると思います。10本ほど群生しています。

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小さなときに倒れたのでしょう。このような姿で育っています。植物の生命力はすごいです。
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現場のすぐ近くにシカ数頭が休んでいた痕がありました。

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こちらは、全く別の場所に自生しているリュウビンタイです。
生きた化石ともいわれる珍しいシダ植物です
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3年前に私が偶然見つけたのですが去年子供が生えました。他にはこの周囲にも私が知っている限り伊豆の山ではまだ他には見たことがありません。身の丈1mくらいのシダです。どこから胞子が運ばれここに芽吹いたのでしょうか。
シカに食べられ種の保存が危ぶまれる植物があるのに、こんな生命力を持つ植物があることも知っていただきたいと思います。
今春達磨山付近で実施したシカの樹皮剥ぎや次世代の植生として実生が生え下層植物となろうとしている箇所を規模は小面積ですが保護施設を設置しました。8月に調査したその様子をお知らせします。
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単木保護用の網を幹の巻き保護したサラサドウダンの巨木
殆ど樹皮剥ぎなどされていない

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手前の網で保護されているものは無事ですが向こう側の網を巻いていない木は樹皮を剥がされている

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網巻きの施工が悪いため下にずれてその部分が樹皮剥ぎされている 

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網からはみ出した新芽は摘ままれている
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網の中の萌芽は食べられていない

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網の巻かれていない部分が樹皮を剥かれている

保護施設の施工が完全であれば被害が防げることが分かります
このような保護作業を広い範囲で実施できれば大切な自然を復活できます